【デイリーテニス#16】250ウィーク 2回戦〔モンペリエ、ソフィア、コルドバ〕
こんにちは。テニオタチャンネルです。
今回は、見出しにある3大会の2回戦のハイライトをお伝えしていきます。
○モンペリエ
キャリア初のグランドスラムベスト4入りを果たし最高のスタートを切った第1シード、プイユ。1回戦をbyeでスキップし迎えた初戦の相手は元世界8位の古豪・バグダティス。ファーストセットでは先にブレークを奪いセットポイントを迎えますが、なんとこれを4回連続で逃します。そのままデュースからブレークバックを許しタイブレークまで持ち込まれると、タイブレークではバグダティスが圧倒しセットを取ります。セカンドセットは激しいブレーク合戦となりまたもタイブレークの末プイユが取り返しファイナルセットへ。勝利を掴みました。プイユはまさかの1回戦敗退となりました。
ツォンガとシモンの、プレースタイル正反対なフランスベテラン対決はツォンガに軍配があがっています。
全豪ダブルス優勝から1回戦突破している鉄人エルベールはイバシカに逆転勝利。 3回戦でシャポバロフとぶつかります。
そして、我らが空気さんことベルディヒは奇人ペールを6-0 6-2でボッコボコにし、かつてダブルベーグル(下図参照)という屈辱を喰らった
ゴファンにリベンジを果たしたいところでしたが、そのゴファンがクライノビッチにまさかのストレート負けを喫しリベンジマッチ実現はなりませんでした。
○ベスト8:アルボット、バグダティス、ツォンガ、シャルディ、エルベール、シャポバロフ、ベルディヒ、クライノビッチ
◯ソフィア
第1シードのカチャノフは53位のベレッティーニと対戦。ファーストセットをタイブレークで取りますが、そこから逆転負けを喫しました。僕の推し、ベルダスコとクーリザンはともに勝ち上がりました。その他、シード勢のバウティスタアグート、メドべ、モンフィス、チチパスは順当にベスト8進出を果たしています。
◯ベスト8:ベレッティーニ、ベルダスコ、バウティスタアグート、フチョビッチ、クーリザン、メドべ、モンフィス、チチパス
◯コルドバ
僕の推し、59位のペラは同じ左利きのクレー巧者ラモスビノラスと対戦。ファーストセット、セカンドセット両方とも1時間前後の長いセットになりましたがこれを2つとも制しベスト8進出。準々決勝では日本人ファンも多い20位シュワルツマンとぶつかります。背が低いことで日本人からすんごい好かれてますよね、シュワちゃん。170cmしかないとは思えない強烈なストロークは目を見張るものがあります。僕も2017年のジャパンオープンでティームとダブルスで出てたのを見ましたが、185cmあってテニス界屈指のパワーヒッターティームに全く引けを取らない力強さがある上にコントロールも抜群で、見てて惚れ惚れしました。さらに、打ち込むときは身長をカバーするためか結構ジャンプして打つんですが、全く打点がブレないんです。あの正確無比かつパワフルなストロークを身につけるためにどれだけの努力が必要なのか僕には想像もつきません。そのシュワルツマンにペラが挑みます。
1シードのフォニーニはスロベニアのベデネと対戦しましたが、1ー6 4ー6とまさかの完敗。これで今週の3大会で第1シードが全員初戦負けという異例の事態となりました。特にこのコルドバでは2回戦でカレーノブスタが棄権、ジャジリとチェッキナートが敗れており、現在残っているシードは上のペラとシュワルツマンのみとなっています。
以上、250、3大会の2回戦の結果をお伝えしました。
お読みいただきありがとうございました!