テニオタチャンネル

テニスオタクの社会人が、数々の大会をチェックし、スコアをファイリングし、時には会場へ足を運んで得たテニスの知識を元に誰よりも詳しく男子プロテニスを皆さんに紹介します。

デイリーテニス#3 全豪特集 2日目 1回戦

こんにちは。テニオタチャンネルです。

今回は、2日目に行われたトップハーフの1回戦の結果をまとめます。

  1. 初日に続き順当な勝ち上がり
  2. にしこりききいっぱつ
  3. その他試合結果

1:初日に続き順当な勝ち上がり

  前回の記事でボトムハーフの結果が例年に比べて順当でシード選手がほとんど生き残ったとお伝えしましたが、それをさらに超えてくる結果となりました。ジョコビッチ、ズべレフ弟、ティーム、錦織、チョリッチ、フォニーニ、メドべデフ、ラオニッチ、ゴファン、カレーノブスタ、チョンヒョン、シャポバロフ、プイユ、シモン、コールシュライバーがシードを守り勝ち上がりました。なんとシード勢で負けたのはチェッキナート1人だけです。こんな一回戦はあまり記憶にありません。今後もハイレベルな戦いが続きそうです。

2:にしこりききいっぱつ

  皆さん気になる日本のエース錦織の相手予選勝者の176位、マイクシャックでした。明らかな格下で、難なく2時間くらいで勝って2回戦に向けて体力温存、とファンは思っていました。しかしその期待は裏切られることとなります。第1セットを3ー6で落とすと、続く第2セットではセットポイントを握りながらタイブレークに持ち込まれると、ここもマイクシャックに取られます。しかし、第3セットに入ると、マイクシャックの体に異変が。怪我なのか暑さなのかはわかりませんが、辛そうな表情を見せます。錦織を押していた2セットまでとは打って変わり、なんとベーグル(6ー0)で錦織が取ります。4セットも6ー3で錦織。ついにファイナルセットでマイクシャック棄権となりました。もし相手が最後まで健康だったら、どうなっていたかわからない試合展開でした。錦織自身もインタビューで「彼はトップ50、30にいてもいいプレーをしていた。」と語っています。しかし、大きな大会で最後まで粘り強く戦えるのが錦織の武器の一つ。今大会はどこまでいけるでしょうか。

3:その他試合結果

  復活を目指すツォンガはクーリザン(僕の推し選手)をに勝利。日本のダニエル太郎は、相手コキナキスの棄権により2回戦進出。ハリソン兄とチェコのヴェセリによるビッグサーバー対決はハリソンに軍配。また、僕の推しの1人、アルゼンチンのペラはポルトガルのソウザに敗れました。注)ソウザはテニスのトップに3人います。このポルトガルのジョアン・ソウザ、ブラジルのジョアン・ソウザ、そしてポルトガルのペドロ・ソウザです。    また、大先生ことカルロビッチは2回戦進出。復活が熱望されているワウリンカもガルビスの棄権により2回戦進出を決めています。なお、去年ダブルスで世界を獲ったソックですが、あっさり敗れています。もうダブルスに専念すればいいのに、、、

 

以上、2日目のまとめでした!

最後に、この日のダイジェスト動画を載せておきます。

お読みいただきありがとうございました!


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