デイリーテニス＃5 全豪特集４日目２回戦

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こんにちは。テニオタチャンネルです。

今回は昨日行われたトップハーフ２回戦の結果をお伝えします。

王者ジョコ
カルロビッチおじさんの大奮闘
ラオニッチとワウリンカ、どっちかが消える、、、
サーシャ危機一髪
その他試合結果

1：王者ジョコ

２年ぶりの優勝を目指す１シードジョコビッチはツォンガと対戦。ツォンガは今は１７７位ですが、かつてはこの全豪でナダルとマレーを破って準優勝するなど相性がいい大会でもあります。ただ、現状ではいまだ右膝の怪我と戦いながらの出場となるツォンガとある程度怪我から安定して復帰できたジョコビッチでは明らかな差があると思われます。結果その通りとなり、ジョコビッチがストレートで圧勝しました。ジョコビッチは、明日の３回戦でダニエル太郎を下したシャポバロフと対戦します。

2：カルロビッチおじさんの大奮闘

錦織圭は、大会最年長カルロビッチ大先生と対戦しました。これが大変な激闘になりました。錦織が１、２セットを取りますが、３９歳の大先生がここから驚異の追い上げを見せ、7ー5 7ー5 と取りファイナルセットへもつれます。ファイナルセットではギアを最大限に上げた両者が一歩も譲らない展開となり、ブレークがないままマッチタイブレーク（ファイナルセットで6ー6になった場合に行う10ポイント制タイブレークのこと。この勝者が試合の勝者。）に入ります。そこでもお互い一進一退の攻防を見せますが、7ー6と一歩大先生がリードして迎えたサーブ、なんと２本とも錦織が取ります。7ー6では大先生のサーブがしっかり決まり、ボレーの体勢も整っていたのですがネットにかけてしまいます。すると7ー7では錦織が鋭いリターンを返し、大先生もなんとか拾いますがまたもネットに嫌われ錦織の8ー7へ。勢いに乗った錦織がそのまま勝利しました。非常に接戦で、錦織も試合後には負けてもおかしくなかったとコメントしています。

さて、こういう試合をしっかり勝ちきれるのは錦織の強いところであります。ただ逆に、今や世界最高レベルの選手である錦織に対し、５セットの激闘を演じられる３９歳って、、、？

3：ラオニッチとワウリンカ、どっちかが消える、、、

おそらく２回戦で最ももったいないカードがこのラオニッチワウリンカ戦でした。どちらが負けても１つ楽しみが減る、あまりよろしくないドローでした。さて試合の内容の方ですが、全てのセットがタイブレークというイカれた展開となりました。ハイライト見ましたが、とても熱い展開で、２人の勝利にかける想いが伝わってきました。結果は最後までビッグサーブで押したラオニッチが勝ちました。

4：サーシャ危機一髪

世界ランクを常にトップ5にキープし、マスターズ３勝、ツアーファイナル優勝と、確実に世界最高級プレイヤーでありながら、グランドスラムでの活躍が誇張なしで一切ないサーシャズべレフ。ネットでは３セット番長と呼ばれてしまうほど、5セットマッチで結果を残せていません。そんなズべレフですが、２回戦からヒヤヒヤさせられました。フランスのシャルディ相手に2セットアップとしながらも、その後３、４セットを落としフルセットに。グランドスラムでのズべレフを知る誰もが「アレ、また？」と思ったことでしょう。しかし、さすがにファイナルセットではギアを入れたのかズべレフがポッキー（6ー1）で取り３回戦に進出しました。

テニスファンは皆「流石にそろそろグランドスラムで結果出して真の次世代エースになってくれ」と思っているので、せめてSFまで行ってほしいです。今のズべレフならいけると思っています。

5：その他試合結果

ゴファン、フォニーニ、メドべデフ、カレーノブスタ、チョリッチらシード勢が３回戦進出を決めています。シード勢では、コールシュライバー、シモン、そして去年のベスト4チョンヒョンも敗れています。これでチョンヒョンは大幅にポイントを失効し現在の２５位からライブスコアで一気に５０位まで下がっています。

また、上位進出が予想されていた７シードティームは途中棄権しています。世界でトップクラスに試合数をこなす選手なので、ガタがきたのでしょうか。心配です。

さて、異常が大会４日目の結果でした。

デイリーハイライトとワウリンカ対ラオニッチの激闘を貼ります。

お読みいただきありがとうございました。

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