テニオタチャンネル

テニスオタクの社会人が、数々の大会をチェックし、スコアをファイリングし、時には会場へ足を運んで得たテニスの知識を元に誰よりも詳しく男子プロテニスを皆さんに紹介します。

大会レビュー#1 ブリズベン

第1回目の大会レビューはブリズベンです。この大会はいかにも全豪への準備って感じがして僕の好きな大会です。

昨年は優勝キリオス、準優勝ハリソン(兄)でした。また、去年最も伸びた選手の1人であるデミナー(デミノー?)がこの大会でベスト4入りし、勢いに乗りました。

また、この大会で優勝すると全豪で好成績を残せると言われています。

さて今年ですが、まず去年の決勝カードがいきなり1回戦で再現されます。結果はハリソンが76 75 76 とやたら激闘を制して勝ちましたが、2回戦でシャルディに負けました。地味な終わり方、、、

またマレー(愛称サー)も出場していましたが、2回戦で勢いに乗るメドべデフにボコられて消えました  復活はまだ先かなー

日本人では、太郎と西岡がそれぞれツォンガとディミトロフに袋叩きにされて消えました

そういえばツォンガ最近聞いてなかったけど、いちおうベスト4まで行ったのね

あとデミナーもツォンガに消されました(適当

しかし、あの散々シングルやめろダブルスだけやれと言われ続けた内山(僕もうっすらそう思ってました)がベスト8に入りました。これは結構驚きました。特に2回戦では3シードのエドモンドに勝ったので、地味に金星だと思います。

内山は地味ですが(2回目)楽天で優勝したりちょいちょいテニスオタを沸かせてくれるのでこれからも頑張ってほしいです

そして、錦織が3年の決勝まではよく行くけど優勝できないよスランプを抜けて遂にツアー優勝を果たしました。

ここにたどり着くまでに錦織はなんと決勝で9連敗しています。(その中には、クレーナダルとハードジョコビッチが2個ずつ入ってるので、実質5連敗)

その間にも錦織はツアーファイナル出たりGSベスト4入ったりしており、決して優勝に程遠かったわけではないので、ツアータイトルを手にするのがいかに難しいか教えてくれる優勝でした。

また、やっとこさ優勝した決勝が去年ホーム楽天の決勝で皆が錦織の優勝を期待する中無残にも闇に葬ったメドべデフへのリベンジというのもドラマチックですねえ

以上がブリズベン2019の、このブログ初の大会レビューでした。

最後に、錦織vsメドべデフの決勝、内山初のツアー準々決勝、シャルディ戦の動画を貼っておきますので興味があればご覧ください。

次回は大会レビュー、ドーハ編を予定しています。

読んでいただきありがとうございました!!


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