デイリーテニス＃8 全豪特集 ７日目 ４回戦
こんにちは。テニオタチャンネルです。
今日は昨日行われたボトムハーフ４回戦の結果をお伝えします。
- アグートおじさんやば過ぎ、、
- 伝説の試合になるかも、、？そして世代交代？
- USAのダークホース
- 空気さん、、、
1：アグートおじさんやば過ぎ、、
僕の推しメンで唯一勝ち残っているチリッチは今シーズン開幕と同時にすごい勢いで勝ちまくっているバウティスタアグートと対戦。フラットドライブ気味のストローク同士の高速ラリーに見応えがあったこの試合は両者一歩もゆずらない展開となり、1stセットはチリッチが取りますが、2、3セットはアグートがブレークポイントすら与えない完璧な試合運びで逆転に成功。このままやられるかと思われましたが、4thセットでは第６ゲームでバウティスタアグートが４回のデュースの末キープするなど緊迫した展開の中、チリッチ５ー４として迎えたアグートのサービス、チリッチが一瞬の隙を突いてブレークに成功し、ファイナルセットに突入します。ファイナルセットも息詰まるキープ戦となりますが、４ー４で迎えたチリッチのサービスを、アグートが３回目のブレークチャンスをものにします。そのまま逃げ切ったアグートがベスト８進出となりました。これで、僕の推しメンはいなくなってしまいました、、まあ、ラオニッチやメドべデフなど好きな選手はまだいるのでそっちに切り替えていこうと思います。
バウティスタアグートはこれでシーズン開幕からなんと無傷の９連勝となりました。（！！）これはすげー 普通に見れば、次戦であたるチチパスが勝つと思われるんですが、今のアグートならチチパスもくわれかねないと思っています、、、
2：伝説の試合になるかも、、？そして世代交代？
ここまで１セットも落とさない隙のないテニスで勝ち上がってきたフェデラーは若手の星チチパスと対戦しました。僕としては多少苦戦しつつもフェデラーがストレートか３ー１で勝つと予想していましたが、それは見事に外れ大会屈指の激戦となりました。まず、試合開始のチチパスのサービスがいきなりフェデラーの急襲にあい、４回デュースに持ち込まれますがなんとかここを持ちこたえてキープするとその後はお互いブレークポイントを与えないままタイブレークに突入します。お互いメンタルの強さを見せつけ全く譲りません。そして、12ー11で迎えた両者通じて６回目のセットポイントをものにしたのはフェデラーでした。さらに圧巻だったのはセカンドセットで、チチパスは第６、８、１０ゲームのサービスゲームで、合計するとなんと１５回のデュースを戦い、４つのブレークポイントと４つのセットポイントをしのいでいます。これは凄過ぎますね、、、フェデラーの攻めからこんなに耐えられた選手ってマジでジョコビッチしかいないと思います。２０歳でこのメンタルって、なんとも末恐ろしい選手です。。その後またしてもタイブレークになり、今度はチチパスが取ります。3rdセットも緊迫したキープ戦になりますが、タイブレークを目前にしたチチパス６ー５のフェデラーサーブで、チチパスが攻め込み２ー１と逆転します。さらに4thセットもお互いにブレークポイントすら与えないサービス戦のまま三たびタイブレークになります。タイブレークでは非常に高度な打ち合いになりますが、見事チチパスがこれを取りフェデラーを撃破しました。
いや、チチパスのメンタルがとんでもないことがテニス界に知れ渡った試合になりましたね、、こんな激戦を演じられる３７歳も大概イカれてますけど、、
某テニス掲示板では、この試合が「去年のツアーファイナル決勝に続き世代交代を象徴する試合」「フェデラーを破ったチチパスは、サンプラスを破った時のフェデラーと同じかもしれない」など、もしかしたらこれがテニスの歴史に刻まれる試合になるかもしれないという声が多くあがりました。数年たってみないと分かりませんが、この試合がとんでもないものだったのは明らかですね。
3：USAのダークホース
おととしのセミファイナリストディミトロフは、ベスト１６にただ１人ノーシードから勝ち上がってきたティアフォーと対戦しました。上記二つの試合に続きこれもすごい熱戦になりました。まずティアフォーが２つのブレークに成功しファーストセットを７－５で取ります。セカンドセットでは、ディミトロフが先にブレークしますがティアフォーがすぐさまブレークバック。その後はお互いしっかりキープしタイブレへ。タイブレではお互い激しくミニブレークし合った後ディミトロフが６－３と３つのセットポイントとチャンスを迎えますが、なんとティアフォーがこれを全てしのくとそのまま１ポイントも失わずにタイブレを取ります。サードセットはディミトロフが意地を見せ取り返しますが、フォースセットでは第８ゲームで３つのブレークピンチをしのいだティアフォーが第１１ゲームでブレークし見事勝ち切りました。
ティアフォーがかなり伸びてきているのは知っていましたが、ちゃんと彼のテニスを見たのは初めてでした。印象としては、かなり多彩なショットを持っていますね。緩急という意味でもそうですし、コートを広く使う能力にも長けていると思いました。ディミトロフも、すごくスライスに磨きがかかっているように感じたけど、この試合はメンタル面含めティアフォーが全体的に上でしたね。ティアフォーは、アンダーソンにも勝ってよくノーシードからベスト８まできたと思います。次は、あの最強のおじさん達の１人と戦います。どんな試合になるんでしょうか。
4：空気さん、、
我らがベルディヒさんは、ばもすナダルと対戦しました。今大会好調だっただけにナダルに勝つのは厳しいとしてもそこそこいい試合になるとファンは期待していたと思うのですが、芸人魂を発揮しベーグルとポッキーを立て続けに食らうという会場が静まりかえるほどのボコボコ具合を披露しました。それでも3rdセットは立て直しタイブレークまで持ち込みますが、ストレートで敗れました。他の３試合がすべて激闘だった中、１人だけストレート負けとネタ枠の役割を果たしてナダルの強さを教えてくれました。
明日の準々決勝では、バウティスタアグートとチチパス、ナダルとティアフォーが激突します。
以上、ボトムハーフ４回戦の結果をお伝えしました。
チリッチvsアグート、フェデラーvsチチパスの試合を載せておきます。
お読みいただきありがとうございました！
Marin Cilic v Roberto Bautista Agut match highlights (4R) | Australian Open 2019
Stefanos Tsitsipas v Roger Federer match highlights (4R) | Australian Open 2019
フェデラーのガチフォア
こんばんは。テニオタチャンネルです。
先ほど今日の試合をチェックしていたら、なかなかお目にかかれないものを見つけたので記事にします。まずはこちらをご覧ください。今日（１２時過ぎてるので正確には昨日）行われた４回戦フェデラーvsチチパスの4thセットタイブレークのフルハイライトです。興味ある方は最初から見ていただいてもいいですし、そこだけ見たいという方は5：41からです。
The upset of the AO! Tsitsipas' winning tiebreak v Federer (4R) | Australian Open 2019
どうです？こんないかつい声出しながら強打するフェデラーあんまり見られませんよね？？w フェデラーは打つ時基本無声で、気合い入ってくると息を吐く程度に「ウア」とかいう程度なので、こんなに「ヌウヴァっつ」みたいに大声出すフェデラーは貴重だと思います。その時のフェデのフォアの威力半端ないですが、それに対応してポイント奪っちゃうチチパスもすげえ。。
以上、見てて熱くなっちゃったので記事にしてみました。
お読みいただきありがとうございました！！
デイリーテニス＃7 全豪特集 ６日目 ３回戦
こんにちは。テニオタチャンネルです。
全豪６日目、トップハーフ３回戦の結果をお伝えします。
- 王者の風格
- メドべ強し
- ズベラオ決戦
- その他試合結果
1：王者の風格
優勝候補筆頭ジョコビッチの相手は若さと才能あふれるシャポバロフでした。しかし、さすがに第１シードの風格を見せて１時間ほどで２セットアップとします。しかし、シャポバロフも意地を見せて３セットを奪いますが、４セットは１つもサービスをキープできずベーグルで取られ敗れました。シャポバロフも頑張ったんですけどねーーー。まるで昨日ナダルに敵わなかったデミナーを見ているようでした。まだまだおじさんたちは健在です。（だがそれがうれしい）そして、若い選手たちがいつかおっさんを超えていくのもまた楽しみです。
2：メドべ強し
メドべデフはかつての強豪ゴファンと対戦しました。２セット目はタイブレークにもつれるものの、それ以外は危なげない試合運びでストレート勝ちしました。某掲示板では、ジョコビッチに勝てるのはフェデナダ以外では彼と空気さんしかいないともいわれています。たしかに、僕もメドべはかなり力あると思っていますが、現時点ではぶっちゃけ勝つ望みは薄いと思っています。これまでも、あいつならジョコ（や、その他big4）を倒せるかも！と言われた選手がボロボロに負けるのを何度も見ているので、、、
でも、勝ってくれたらめっちゃアガりますw
3：ズベラオ決戦
いい加減グランドスラムで結果を出したいズべレフと、ワウリンカを倒して突き進むラオニッチですが、それぞれアレックスボルトとダブルス巧者エルベールをストレートで下し４回戦進出を決めています。この２人が４回戦で潰しあってしまうのはとてももったいなく残念ですが、カード自体はとても見応えがあって楽しみです。ちなみに、ラオニッチは今大会屈指の鬼ドローと言われており、1Rキリオス、2Rワウリンカ、3Rエルベール、4Rズべレフ、順当にいけばＱＦプイユ（本当に順当ならティームだった）、ＳＦジョコビッチ、Ｆフェデナダという、引くほどきついドローとなっています。ベスト１６まで進んできただけでも十分すごいですが、さらにこの先をビッグサーブで勝ち抜いたらかっこいいですね。
4:その他試合結果
錦織は、ポルトガルのソウザを寄せ付けずストレートで勝っており、４回戦はフォニーニを下したカレーノブスタとの対戦となっています。チョリッチは、クライノビッチにファーストセットこそ落とすもののその後は堅実に試合を進め３－１で勝っています。クライノビッチは、２０１７年にパリマスターズで準優勝した時は跳ねるんじゃないかと思ったんですが、イマイチきませんね、、、プイユはワイルドカードから勝ち上がってきたポピリン（かわいいな）と対戦しました。ストレートでプイユが勝つと思っていたんですが、ポピリンが２セットダウンから予想外のメンタルの強さを見せ、フルセットまでもつれましたが、最後はプイユがワンブレークを守り勝利しました。これでベスト１６が出揃っています。
・ベスト１６
ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、チリッチ、錦織、ズベレフ弟、ラオニッチ、ベルディッチ、チチパス、メドベデフ、カレーノブスタ、チョリッチ、プイユ、ディミトロフ、ティアフォー、バウティスタアグート
以上、トップハーフ３回戦の結果でした。
お読みいただきありがとうございました。
デイリーテニス＃6 全豪特集 ５日目３回戦
こんにちは。テニオタチャンネルです。
昨日行われた全豪ボトムハーフの３回戦の結果をお伝えします。
- なんなんだこのおじさんたちは
- 空気さん！！
- チリッチ、奇跡の逆転劇
- いつの間にそんな強くなったんですか？
- その他試合結果
1：なんなんだこのおじさんたちは
さて、みんなきになるフェデナダおじさんたちですが、愕然とするほどの強さを見せつけ４回戦進出を決めました。フェデラーはフリッツを、ナダルは僕の推しメンデミナー君を見るも無残にぶちのめしてしまいました。デミナー君は、マッチポイントを握られながらも素晴らしいプレーをして地元を沸かせ、メンタルの強さを見せてくれました。しかし、ハートの強さだけでは絶対に超えられない壁がそこにあるように感じました。フリッツからも、（どうやったらこのおっさんからリード奪えるねん）的なオーラが出てました。ほかの上位シード勢が軒並み早期敗退したり（アンダーソン、ティーム、イズナー）、あわやというところまで苦戦したり（錦織、チリッチ、ズべレフ）しているのを見ると、やはりbig4というのは恐ろしい存在だと思いました。ただ、負けた２人も才能あふれ、若いのでこれからそこをどう攻略してくるか楽しみです。
2：空気さん！！
我らがベルディヒこと空気さんですが（逆）、３回戦の相手は強豪シュワルツマンでした。どちらも面白い選手なのでどちらを応援するか甲乙つけ難かったですが、僅差で空気さんでしたね。（超個人的）一般的にはシュワルツマン派が過半数、某テニス掲示板では９８％が空気さん派といったところでしょうか。（ネタ）
さてそんなことはさておき試合ですが、まずシュワルツマンが1セットアップします。ここで僕はちょっとマズいかなと思ったのですが、復調した６年連続ツアーファイナリストはそんなに甘くありませんでした。その後のセットを6ー3、7ー5、6ー4と取り、見事逆転勝利を果たします。勝利のニュースが入ってきたときはホッとしました。ここを勝ち切った空気さん、次戦でついにナダルと激突します。h2h（対戦成績）はベルディヒの４勝１９敗と圧倒的にナダルが勝っています。空気さん、ナダルに一矢報いられるか？？
3：チリッチ、奇跡の逆転劇
さて、クーリザン、ワウリンカ、デミナー君と敗退し、僕の推しメンでただ１人の生き残りになったチリッチ。相手は迷惑ノーシード（怪我や不調によりランクが落ちてシード付いてないくせに、爆発すると上位シードを次々食っていく迷惑な実力者。ワウリンカ、デルポトロ、そしてこのベルダスコなどがよく挙がる。ナダルやジョコビッチもちょいちょい餌食になっている）のベルダスコ。チリッチって実力あってそこそこ安定感あるのになぜか毎回試合が始まると心配になってくるんですよね。時々コロッと負けるので、、、 そんな心配が的中し、ベルダスコの2セットアップとなってしまいます。僕は「これ、チリッチやったな」と思いましたが、ここから執念を見せてくれました。まず第３セットを取り、続く第４セットはタイブレークに入ります。ここで２つのマッチポイントを握られますが、これを自分のサービスポイントとベルダスコのダブルフォルトで凌ぎます（ベルダスコは「ダフォスコ」と呼ばれるほどダブフォが多い）。そしてタイブレークをとると、ファイナルセットでは先にブレークを奪い有利に展開すると、そのまま逃げ切り逆転勝利を収めました。チリッチの意地がすごくて、見ながら１人で叫んじゃいましたね。
それにしても、最初の項でも書いた通り、ジョコフェデナダ以外は皆苦しい戦いを勝ち抜いています。グランドスラムで上位進出するのがいかに難しいかわかりますね。
4：いつのまにそんな強くなったんですか？
誰のことだと思います？？そう、バウティスタアグートです。まず年始のドーハでワウリンカ、ジョコビッチ、ベルディヒらを破って優勝し、さらに全豪では引退を表明しているマレー、ミルマンに勝って３回戦まできました。しかしここでの相手は西岡を完膚なきまでに叩きのめしたパリマスターズ覇者、カチャノフでした。僕は、好みとしてカチャノフが好きなのもありますが、実力的にカチャノフが８割方勝つと予想していましたが、それは見事に裏切られることとなりました。なんとバウティスタアグートが２時間ちょっとでストレート勝ちしてしまったのです。さすがに驚きましたね。あのカチャノフがボコされるとは、、、 何試合か見ましたが、彼はとてもスピードあるショットを持っていて、カウンターも上手いイメージです。また勝った時にめっちゃ吠えるので、気合も伝わってきますねー。
次の相手は推しメンチリッチなので、正直負けてほしい頑張ってほしいです。
5：その他試合結果
若手の星チチパスは、バシラシヴィリに勝って４回戦進出を決めています。４回戦ではフェデラーと激突します。もったいねー。２０シードでおととしのセミファイナリストディミトロフはイタリアのファビアーノをストレートで下しました。相手は、セッピに逆転勝ちしたアメリカのニュースターティアフォーです。
以上、５日目、ボトムハーフ３回戦の結果でした。
デイハイライト、ナダルーデミナー、チリッチーベルダスコの動画を載せます。
お読みいただきありがとうございました！
Day 5 highlights | Australian Open 2019
Alex de Minaur v Rafael Nadal match highlights (3R) | Australian Open 2019
Marin Cilic v Fernando Verdasco match highlights (3R) | Australian Open 2019
デイリーテニス＃5 全豪特集 ４日目 ２回戦
こんにちは。テニオタチャンネルです。
今回は昨日行われたトップハーフ２回戦の結果をお伝えします。
- 王者ジョコ
- カルロビッチおじさんの大奮闘
- ラオニッチとワウリンカ、どっちかが消える、、、
- サーシャ危機一髪
- その他試合結果
1：王者ジョコ
２年ぶりの優勝を目指す１シードジョコビッチはツォンガと対戦。ツォンガは今は１７７位ですが、かつてはこの全豪でナダルとマレーを破って準優勝するなど相性がいい大会でもあります。ただ、現状ではいまだ右膝の怪我と戦いながらの出場となるツォンガとある程度怪我から安定して復帰できたジョコビッチでは明らかな差があると思われます。結果その通りとなり、ジョコビッチがストレートで圧勝しました。ジョコビッチは、明日の３回戦でダニエル太郎を下したシャポバロフと対戦します。
2：カルロビッチおじさんの大奮闘
錦織圭は、大会最年長カルロビッチ大先生と対戦しました。これが大変な激闘になりました。錦織が１、２セットを取りますが、３９歳の大先生がここから驚異の追い上げを見せ、7ー5 7ー5 と取りファイナルセットへもつれます。ファイナルセットではギアを最大限に上げた両者が一歩も譲らない展開となり、ブレークがないままマッチタイブレーク（ファイナルセットで6ー6になった場合に行う10ポイント制タイブレークのこと。この勝者が試合の勝者。）に入ります。そこでもお互い一進一退の攻防を見せますが、7ー6と一歩大先生がリードして迎えたサーブ、なんと２本とも錦織が取ります。7ー6では大先生のサーブがしっかり決まり、ボレーの体勢も整っていたのですがネットにかけてしまいます。すると7ー7では錦織が鋭いリターンを返し、大先生もなんとか拾いますがまたもネットに嫌われ錦織の8ー7へ。勢いに乗った錦織がそのまま勝利しました。非常に接戦で、錦織も試合後には負けてもおかしくなかったとコメントしています。
さて、こういう試合をしっかり勝ちきれるのは錦織の強いところであります。ただ逆に、今や世界最高レベルの選手である錦織に対し、５セットの激闘を演じられる３９歳って、、、？
3：ラオニッチとワウリンカ、どっちかが消える、、、
おそらく２回戦で最ももったいないカードがこのラオニッチワウリンカ戦でした。どちらが負けても１つ楽しみが減る、あまりよろしくないドローでした。さて試合の内容の方ですが、全てのセットがタイブレークというイカれた展開となりました。ハイライト見ましたが、とても熱い展開で、２人の勝利にかける想いが伝わってきました。結果は最後までビッグサーブで押したラオニッチが勝ちました。
4：サーシャ危機一髪
世界ランクを常にトップ5にキープし、マスターズ３勝、ツアーファイナル優勝と、確実に世界最高級プレイヤーでありながら、グランドスラムでの活躍が誇張なしで一切ないサーシャズべレフ。ネットでは３セット番長と呼ばれてしまうほど、5セットマッチで結果を残せていません。そんなズべレフですが、２回戦からヒヤヒヤさせられました。フランスのシャルディ相手に2セットアップとしながらも、その後３、４セットを落としフルセットに。グランドスラムでのズべレフを知る誰もが「アレ、また？」と思ったことでしょう。しかし、さすがにファイナルセットではギアを入れたのかズべレフがポッキー（6ー1）で取り３回戦に進出しました。
テニスファンは皆「流石にそろそろグランドスラムで結果出して真の次世代エースになってくれ」と思っているので、せめてSFまで行ってほしいです。今のズべレフならいけると思っています。
5：その他試合結果
ゴファン、フォニーニ、メドべデフ、カレーノブスタ、チョリッチらシード勢が３回戦進出を決めています。シード勢では、コールシュライバー、シモン、そして去年のベスト4チョンヒョンも敗れています。これでチョンヒョンは大幅にポイントを失効し現在の２５位からライブスコアで一気に５０位まで下がっています。
また、上位進出が予想されていた７シードティームは途中棄権しています。世界でトップクラスに試合数をこなす選手なので、ガタがきたのでしょうか。心配です。
さて、異常が大会４日目の結果でした。
デイリーハイライトとワウリンカ対ラオニッチの激闘を貼ります。
お読みいただきありがとうございました。
Day 4 highlights | Australian Open 2019
Stan Wawrinka v Milos Raonic match highlights (2R) | Australian Open 2019
デイリーテニス＃4 全豪特集 ３日目 ２回戦
こんにちは。テニオタチャンネルです。
今回は全豪３日目、ボトムハーフ２回戦の結果をお伝えします。
- フェデナダ圧巻の勝利
- おいまじかケビン
- 空気さんさすが！
- 西岡、マスターズ覇者に屈する
- その他試合結果
1：フェデナダ圧巻の勝利
テニスファンが1番気にしていると思われる大スターフェデラーとナダルですが、無事勝ちました。フェデラーの相手はドーピング処分を終え復調してしているエバンス。フェデラーは大のドーピング嫌いで知られており、違反したエバンスに対し容赦ない制裁を下してのストレート勝ちでした。（ただし、1、2セットはタイブレーク、試合は２時間半かかっててストレートにしては接戦）ナダルに関しては、トップ50プレイヤーのエブデンを２時間かからずボコボコにしてしまったので特にコメントありません。次いきます。
2：おいまじかケビン
２回のグランドスラム準優勝経験を持ち、去年はツアーファイナルにも出場を果たしたケビンアンダーソンですが、２回戦で敗れ去りました。相手は昨年デルレイビーチでツアー優勝を果たし力をつけているティアフォーだったとはいえ、ケビンの実力には見合わない結果です。プネでは優勝もしてますし、、、
調べてみると、アンダーソンは全豪になにかしらジンクス的なものがあるとしか思えないほど相性が悪いことが判明しました。２０１６年は怪我で１回戦途中棄権、２０１８年はふつうに１回戦まけ、２０１７年に至っては出場すらしていません。そして今年も２回戦負けでした。これからはアンダーソンの全豪に期待するのはやめてまだシーズンは始まったばかりなのでこれからに期待しましょう
3：空気さんさすが！
空気という愛称（？）で親しまれているベルディヒさん。去年は療養の年でしたが、心機一転した今シーズンは出だしからドーハで準優勝するなどファンを沸かせてくれるバーディッチさん。１回戦からエドモンドをストレートで下し好調ぶりを見せつけてくれましたが、勢いは止まらず２回戦ではオランダのハーセをなんとわずか８１分で葬ってしまいました。これは、６年連続ツアーファイナリストベルディッチさんの復活か？？
4：西岡、マスターズ覇者に屈する
１回戦で見事格上サングレンを下して勝ち上がったた西岡。しかし相手は去年のパリマスターズ覇者カチャノフということで僕は正直かなり勝つ望みは薄いと思っていましたが、その通りの結果となってしまいました。36 36 36でフルボッコでした。本人いわく、一回戦のコートより球足が速かったらしく、それに対応しきれないまま終わってしまったと。確かに、西岡はプレースタイル的に遅くて跳ねるコートが得意な感じするし、逆にパワーヒッターなカチャノフは速いほうが合いそう。はっきりいって僕のレベルではどのコートがどうとが全くわからないけど、プロは本当に繊細な世界でしょうからね。また、西岡はインタビューで次のように話しています。
・自分がグランドスラムで上に行くにはあと２、３年かかる
・今はとにかく身体をつくっている。ベースが出来てから、細かい練習を積んでいきたい
なるほど、じゃあ再来年あたりにＱＦでにしこりあたりと戦ってる君を想像していいんだね？ん？お兄さん本当に期待してますよ？
そうなってくれたらめっちゃうれしい
5：その他試合結果
僕の推しメンチリッチとデミナー少年はしっかり勝ってくれました。イエイ
また、ベテランベルダスコ、ドーハを獲ったバウティスタアグート、若手の星チチパス、バシラシヴィリ、ディミトロフ、シュワルツマンのシード勢も３回戦に駒を進めました。３０シードのモンフィス、前回のグランドスラム全米2018でベスト8入りしたミルマンは敗れています。
以上、大会３日目の結果でした。
ダイジェスト貼っておきます。
お読みいただきありがとうございました。
Day 3 highlights | Australian Open 2019
Top 5 shots from Day 3 | Australian Open 2019
デイリーテニス＃3 全豪特集 ２日目 １回戦
こんにちは。テニオタチャンネルです。
今回は、２日目に行われたトップハーフの１回戦の結果をまとめます。
- 初日に続き順当な勝ち上がり
- にしこりききいっぱつ
- その他試合結果
1：初日に続き順当な勝ち上がり
前回の記事でボトムハーフの結果が例年に比べて順当でシード選手がほとんど生き残ったとお伝えしましたが、それをさらに超えてくる結果となりました。ジョコビッチ、ズべレフ弟、ティーム、錦織、チョリッチ、フォニーニ、メドべデフ、ラオニッチ、ゴファン、カレーノブスタ、チョンヒョン、シャポバロフ、プイユ、シモン、コールシュライバーがシードを守り勝ち上がりました。なんとシード勢で負けたのはチェッキナート1人だけです。こんな一回戦はあまり記憶にありません。今後もハイレベルな戦いが続きそうです。
2：にしこりききいっぱつ
皆さん気になる日本のエース錦織の相手予選勝者の１７６位、マイクシャックでした。明らかな格下で、難なく２時間くらいで勝って２回戦に向けて体力温存、とファンは思っていました。しかしその期待は裏切られることとなります。第１セットを3ー6で落とすと、続く第２セットではセットポイントを握りながらタイブレークに持ち込まれると、ここもマイクシャックに取られます。しかし、第３セットに入ると、マイクシャックの体に異変が。怪我なのか暑さなのかはわかりませんが、辛そうな表情を見せます。錦織を押していた２セットまでとは打って変わり、なんとベーグル（6ー0）で錦織が取ります。４セットも6ー3で錦織。ついにファイナルセットでマイクシャック棄権となりました。もし相手が最後まで健康だったら、どうなっていたかわからない試合展開でした。錦織自身もインタビューで「彼はトップ50、30にいてもいいプレーをしていた。」と語っています。しかし、大きな大会で最後まで粘り強く戦えるのが錦織の武器の一つ。今大会はどこまでいけるでしょうか。
3：その他試合結果
復活を目指すツォンガはクーリザン（僕の推し選手）をに勝利。日本のダニエル太郎は、相手コキナキスの棄権により２回戦進出。ハリソン兄とチェコのヴェセリによるビッグサーバー対決はハリソンに軍配。また、僕の推しの１人、アルゼンチンのペラはポルトガルのソウザに敗れました。注）ソウザはテニスのトップに３人います。このポルトガルのジョアン・ソウザ、ブラジルのジョアン・ソウザ、そしてポルトガルのペドロ・ソウザです。 また、大先生ことカルロビッチは２回戦進出。復活が熱望されているワウリンカもガルビスの棄権により２回戦進出を決めています。なお、去年ダブルスで世界を獲ったソックですが、あっさり敗れています。もうダブルスに専念すればいいのに、、、
以上、２日目のまとめでした！
最後に、この日のダイジェスト動画を載せておきます。
お読みいただきありがとうございました！
Day 2 highlights | Australian Open 2019
Top 5 shots from Day 2 | Australian Open 2019
